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だらだら過ごすのは今日で終わり! 業務効率化で余った時間をどう使う?

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働き方改革によって残業時間削減に成功している企業が増えていますが、せっかく自由な時間ができても、それを持て余してしまっているという声も聞かれます。一方で、自分の成長や次のキャリアへの「学び」のために有効に時間を使う人たちも増えています。なぜ今、社会人にとって学びが重要なのでしょうか。そこで、学びを求める人たちが集まる話題の自習スペース「勉強カフェ」で、そこにはどんな人たちが集まるのか、学ぶ意欲を継続させる秘訣とは、など業務効率化で余った時間をどう使うかをテーマにお話を伺ってきました。

せっかく残業が減ったのに、時間を持て余してしまっている人は多い?

現在、多くの企業で進められている働き方改革。会社の規模や業態によって改革の具体的な方向性は異なりますが、どの企業にも共通しているのが「労働時間の短縮」と「残業削減」の取り組みです。各社の熱心な取り組みの結果、日本社会全体の意識が、「残業するのが当たり前」から「できるだけ早く帰ろう」に確実に変わりつつあります。

アサヒ飲料が、一般企業で働く20代から60代の男女1万人を対象に実施した「ワンダ働き方改革実態調査 第1弾」によれば、働き方改革によっておよそ7割の人たちが帰る時間が早くなり、4人に1人はほぼ毎日早く退社できるようになっているそうです。

働き方改革が進んでいることがわかる調査結果ですが、一方、そのうちおよそ1割が、帰宅途中で寄り道をする「フラリーマン化」しているといいます。寄り道スポットは、書店、居酒屋、喫茶店など。せっかく自由になる時間が増えたのに、それを持て余してしまっている人たちが少なくないということです。これは男性に限った話ではなく、女性にも自由に使える時間をどうすればいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。

チャレンジしないと生き残れない時代、大人にも「勉強する」習慣は必須!

働き方改革の結果として、一人ひとりの働き手に求められるようになったのは、いわば「余った時間の使い方改革」です。

家族と過ごしたり、友人に会ったり、趣味を楽しんだりすることももちろん素晴らしいことですが、今後「人生100年時代」になり、現役で働く期間がこれまでよりも長くなること、さらにAIなどのテクノロジーの進化によって仕事のあり方が急速に変わっていくことを考えれば、自己研鑽のための時間を意識的につくることで自分の能力に磨きをかけたり、新しい分野のスキルを高めたりすることが必須となります。

今の職種が10年後にも変わらずあるという保証はなく、常に新しいチャレンジをし続けなければ生き残れない時代にすでに入りつつあるのです。

つまりこれからの時代には、誰にとっても「時間を有効活用して勉強する」習慣を身につけることが求められるということ。労働時間の短縮は、勉強する時間をつくることができるまたとない機会なのです。

しかし、どれだけ時間があっても、たった一人で孤独に勉強を続けるのは難しいものです。例えば、同じ志をもっていたり、新しい領域への興味関心を引き出してくれたりする人たちと「場」を共有することができれば、勉強を楽しく長く続けられるのではないでしょうか。

「学び」のために有効に時間を使って、自分を成長させたり、次のキャリアを目指したりすることを提唱しているのが、全国で「勉強カフェ」を展開するブックマークスの山村宙史さんです。「勉強カフェ」は現在、首都圏を中心に12店舗、アライアンスを含めれば北海道から沖縄まで計24店舗を展開しています。

ブックマークス代表取締役 山村 宙史さん

ブックマークス代表取締役 山村 宙史さん

社会人にとっての学びの重要性と、その意欲を継続させる秘訣などについて、山村さんに語っていただきました。

【プロフィール】

山村 宙史さん

株式会社ブックマークス代表取締役。1979年北海道函館市生まれ。中央大学商学部卒業後の2002年にサイゼリヤに入社し、店長職を歴任。その後、マネースクウェア・ジャパンでのコンサル営業を経て、08年にブックマークスを設立。同年11月に「勉強カフェ」1号店を開店する。趣味はトレイルランと筋トレ

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勉強カフェ 吉祥寺スタジオ

勉強カフェ 吉祥寺スタジオ

「勉強の意欲が湧く場所」とは?

勉強カフェの運営会社であるブックマークス代表取締役の山村宙史さんが、それまでになかった新しい自主学習スペースのアイデアを思いついたのは、2008年のこと。

山村さん:外食業界から金融業界に転職したのですが、入社してすぐ、3か月以内に証券外務員の資格を取得しなさいと言われたんです。『でないと本採用できない』と。そこで、社会人になって初めて本格的に勉強を始めることになりました。はじめは、カフェやファミリーレストランなどで勉強していたのですが、コーヒー一杯で何時間も居座るのはお店に迷惑ですよね。勉強場所に困っていたときに、有料自習室というものがあることを知りました。

有料自習室を使ってみて、山村さんは二つのことに気づいたといいます。一つは、勉強場所を確保するためにお金を払ってもいいと考えている人が実はとても多いこと、もう一つは、場所を確保するだけではなかなかやる気が持続しないということでした。

山村さん:どういう場所なら勉強の意欲が湧くだろうか──。そう考えて、私が出した答えは、“人との出会いがあって、情報交換ができたり、ほかの分野のことを学んだりできる空間”というものでした。そのアイデアをすぐにでも実行したいと考え、2008年に運営会社を起ち上げました。

「学び」を軸としたサードプレイス

勉強カフェの大きな特徴は、利用者が交流できる仕組みが整えられていることと、ほかの人がどんな勉強をしていて、何に興味があるかを共有できることです。カフェのスペースは、一人ひとりのブース席が用意されたワークスペースと、会話を楽しめるラウンジ、ミーティングルーム、イベントルームなどに分かれています。

「一人で集中できる空間」と「コミュニケーションのための空間」の両方があることによって、勉強のモチベーションが持続するというわけです。また、カフェの壁には、直近の目標を書いた「MY GOAL SHEET」が貼り出されていて、ほかの利用者が何に向けて努力しているかを知ることができます。

勉強に集中できるブース席

勉強に集中できるブース席

個人ブースとミーティングスペース

個人ブースとミーティングスペース

自分の目標を貼り出すことでモチベーションとする「MY GOAL SHEET」

自分の目標を貼り出すことでモチベーションとする「MY GOAL SHEET」

山村さん:隣で勉強している人の目標を知るだけでなく、実際に話をしたり、情報を交換したりすることで、“孤独な勉強”が“楽しい勉強”に変わる。それによって、勉強の意欲がどんどん湧いてくる。それがこのカフェのコンセプトです。家庭でも職場でもない場所をサードプレイスと呼びますが、勉強カフェはまさしく、“学びを軸としたサードプレイス”としてご利用いただいています。

 自らイベントを企画してほかの利用者に参加を促すことも基本的には自由で、それがきっかけとなって勉強カフェの外で新しいプロジェクトを始めるケースもあるそうです。

体験会や勉強会、入門講座といった案内も。

体験会や勉強会、入門講座といった案内も。

利用者には経理担当者やエンジニアなど社外との接点が少ない方も!

第1号店を出店した10年前は、社労士、税理士、行政書士など、いわゆる「サムライ業」の資格取得の勉強をしている利用者が多かったといいますが、最近では、TOEIC、社内昇進試験、転職、独立など、勉強の目的は多岐にわたるそうです。また、会社の仕事と並行して独自のビジネスを行う「複業」を目指す人も増えているといいます。

山村さん:利用者は6割が会社員で、30代が4割を占めています。一般に、未経験の異業種への転職のリミットは35歳と言われていますよね。勉強カフェでも、30代前半で次のキャリアにチャレンジするための勉強をしている方々が多くを占めています。また、経理、エンジニアなど、仕事の中で社外との接点の少ない内勤の方が多いのも特徴です。やはり、仕事以外の交わりを求めている方が多いということなのだと思います。

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この10年の間、着実に利用者数を増やしてきた勉強カフェですが、とくに注目が集まるようになったのは、働き方改革の議論が本格化したこの1年ほどだといいます。

山村さん:転職、起業、独立などのキャリアチェンジに興味はあっても、まだ一歩を踏み出すことができない。そんな方々が、働き方改革の結果生まれた時間を使って、次の行動を移すために勉強をするケースが増えてきていることを実感しています。
このカフェで、いろいろな人たちと接し、いろいろな情報に触れて、次のステップに向かう土台をつくっていただきたい。そして、人生や働き方の幅を広げていっていただきたい。そう思っています。

今後日本の人口は確実に減っていくが、学ぶ意欲は増していくはずだし、「大人の学び」の概念も広がっていくに違いない。そう山村さんは言います。資格取得や昇進のための勉強だけではなく、さまざまな分野に興味をもって、知識を身につけ、それを新しいアクションにつなげていくこと。そのすべてがすなわち「学び」なのだと。

山村さん:自分の人生を自分で生きることを目指せば、そこには常に学びが求められるのだと思います。今年はまさしく、社会人にとっての“勉強元年”と呼ばれる年になるのではないでしょうか。

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弥生マルシェ編集部
著者:弥生マルシェ編集部
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