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今日から始めるインターネット集客 第7回:ECサイトで売上を上げよう!

今日から始めるインターネット集客 第7回:ECサイトで売上を上げよう!

著者:中山 陽平 Webコンサルタント。株式会社ラウンドナップ代表取締役

自社で何らかの商品を販売している方であれば、ECサイト(ネットショップ)の開設を一度は検討したことがあるのではないでしょうか。「ECサイトの構築」というと、専門知識や大がかりな導入コストがかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、今は無料のクラウドサービスやネットに詳しくない人向けのサービスもあり、始めること自体は一昔前に比べて相当簡単になっています。

そこで今回は、ECサイトを始めるメリット、商品ジャンルや規模に合ったツールやサービスの選び方、開設時の留意点について解説します。

ECサイトには、リピーターの獲得、人への紹介を誘発しやすいなど多くのメリットが

スーパーなどどこにでも売っている商品ではなく、自社ならではの商品を販売しているのであれば、ECサイトを前向きに検討しましょう。なぜならネットで商品を購入できることのメリットを享受してもらいやすいからです。

たとえアクセスしやすい立地にお店があったとしても、お客さまにとってお店に足を運ぶのは意外とハードルが高いものです。旅行などで偶然立ち寄って気に入ったという人なら、なおさらです。また、商圏内のお客さまであっても同様です。欲しい商品を売っているお店でも、自宅から遠かったり、駅から遠くて何分も歩かなくてはならなかったりすると、自然と足が遠のいてしまいますよね。

しかしECサイトがあって通販が可能であれば、お客さまは直接足を運ばずとも希望の商品を購入することができます。お店としては、新規顧客やリピーターを獲得するチャンスを増やすことができます。

私自身「旅行先で立ち寄った、あのお店のチーズケーキがまた食べたいな」というようなことはよくあります。気に入ったお土産物も同じです。そのときは必ずインターネットで検索し、ECサイトがあるとまとめ買いしてしまいます。ちなみに最近では、ご飯にかける神戸牛の総菜にドはまりしています。

また、お客さまが知人や友人に商品を紹介する際にも、ECサイトがあればとてもスムーズです。「これが商品説明で、よかったら買ってみて!」と、商品が掲載されたページのリンクを送るだけで、詳細やセールスポイントを簡単に伝えられます。

最後に、最も重要な点として、今やインターネット販売を始めるのに大きな手間はかからないということが事業者にとって大きなメリットです。商品点数が少なければ、無料のECサイト用サービスを利用できますし、決済や集金はサービス側が代行してくれます。そうなると、自分は在庫管理や、梱包と発送をするだけですから、それほどの負担にはなりません。

それでは、実際にECサイトを始めるとしたら、どんな方法がよいのでしょうか。

ECサイト開設、モール、フリマ、どれがいい?

インターネットでの販売を始める方法としては、

  1. 自社でECサイトを開設
  2. モール型ECサイトへ出店
  3. フリマアプリに出品

の3つのパターンが考えられます。

1.お手頃・簡単なECサイト作成サービスを利用

最も手軽なのは、「BASE」や「STORES.jp」といった小規模ECサイト作成サービスを利用して、自社ECサイトを開設する方法です。無料のプランでもしっかりモバイル対応していますし、有料プランでも月額1,000円程度とお手頃。デザインのテンプレートが用意されているので、数分もあればECサイトをオープンできます。クレジットカード会社との契約や口座の登録などの手間もかかりません。ホームページやSNS、メルマガなどで集客しながら、ECサイトを始めたい方に向いています。

主なECサイト作成サービス

サービス名

特徴

BASE

無料プランでもアイテム数無制限。「BASE Apps」で必要な機能だけを追加できる。ショップロゴの作成やクーポンの発行、独自ドメインなどの機能も無料で使える。

STORES.jp

無料プランは5アイテムまで。有料プラン(月額980円)にすると、商品点数無制限、独自ドメイン、アクセス解析、クーポンなどの販促機能が使える。

カラーミーショップ

やや本格的なECサイト運営向け。受発注管理や在庫管理などの必要な機能がそろう。初期費用3,240円、月額900円。30日間無料のお試し期間あり。

人気の「BASE」と「STORES.jp」は無料からでも始められる。それぞれ30万、70万以上のECサイトが作られている

人気の「BASE」と「STORES.jp」は無料からでも始められる。それぞれ30万、70万以上のECサイトが作られている

 

2.ほぼ無料のモール「Yahoo!ショッピング」に出店

実店舗やホームページの集客力が低く、新たな顧客を広く獲得したいなら、モール(複数の店舗が同じ傘の下に集まる方式)への出店は魅力的です。しかし、楽天のような巨大なモールは、出店料や運営の手間がかかります。費用・労力ともにコストがかかるので、例えば、1,000以上のアイテムがある、本格的なECサイト運営をしたい企業向けです。

コストをかけずにモール出店するなら、初期費用・月額費用・システム使用料/売上手数料が無料の「Yahoo!ショッピング」がオススメです。Yahoo!と提携しており、利用するとTポイントが貯まるのは消費者から見て魅力的です。スマートフォン向けアプリも用意されているので、スマホユーザーにもアプローチできます。

モール型のオススメは「Yahoo!ショッピング」。Yahoo!ならではの特典がユーザーには嬉しい

モール型のオススメは「Yahoo!ショッピング」。Yahoo!ならではの特典がユーザーには嬉しい

 

3.特定ジャンルの商品に強い、フリマアプリ

商品によっては、「メルカリ」や「ミンネ」といった個人間で商品を売買できるフリマアプリが向いている場合があります。もともと個人取引のためのサービスなので、大手のショッピングモールに比べて手軽に出品できますし、特定ジャンルの商品を探しているユーザーが集まっているので、欲しい人の目に留まりやすいのがメリットです。

フリマアプリのユーザーは、ネットの検索エンジンを使わずに、直接スマホアプリから商品を探します。スマホユーザーへの認知拡大として、フリマアプリに出品してみるのも1つのアイディアです。出品者の説明に、直販サイトにはより多くの商品があることや、割引やプレゼントなど特典を伝えて、ホームページや自社ECサイトへと誘導するといいでしょう。弱点は売上手数料が高めなことでしょうか。メルカリは通常10%を手数料として取られます。

「メルカリ」や「ミンネ」といったフリマアプリは、スマホからの購入が容易だ

「メルカリ」や「ミンネ」といったフリマアプリは、スマホからの購入が容易だ

 

各サービスのメリット・デメリット

 

メリット

デメリット

ECサイト作成サービス

  • 安い・登録簡単・専門知識がいらない
  • 自社ECサイトが持てる
  • 集客力がない
  • 自力で誘導する必要がある

Yahoo!ショッピング

  • 楽天などには劣るが、ある程度の集客力
  • 知名度による安心感
  • 自社サイトとのデザインの統一性、つながりが弱い
  • 無料だがTポイント原資やクレカ等の決済手数料がかかる

フリマアプリ

  • クラフト、雑貨などのジャンルのユーザーが多い
  • ジャンルに合わない商品がある
  • 売れたときの手数料が高い

インターネットでの販売を始めたら、ホームページやSNS、店頭チラシなどでしっかり告知するのが肝心です。また、ECサイトには、「特定商取引法に基づく表記」が必要です。具体的には、販売者の名前や住所、連絡先などを表記します。特定商取引法ガイドに目を通して、必要事項を確認しておきましょう。

ホームページでの集客と併せて、ECサイトがあると、直接の売上につながりますし、手軽に購入できるとお客さまに喜ばれます。まずは無料や安いサービスを利用して、少ない商品点数から始めてみてはいかがでしょうか。

今日すぐ始める3つのアクション

  • 通信販売したい商品を決めて、受注〜発送の仕組みを整えよう
  • 特定商取引法ガイドに目を通して必要事項を書き出そう
  • 無料のECサイト作成サービスに登録して機能を試してみよう
中山 陽平(なかやま ようへい)
著者:中山 陽平(なかやま ようへい)
Webコンサルタント。中小企業専門のWeb活用支援企業、株式会社ラウンドナップ代表取締役。Podcast「ノンスペシャリストのためのウェブマーケティングPodcast」は毎月1万ダウンロードを記録。 株式会社ラウンドナップ ホームページ

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