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今日から始めるインターネット集客 第4回:集客につながるソーシャルメディアの使い方

今日から始めるインターネット集客 第4回:集客につながるソーシャルメディアの使い方

著者:中山 陽平 Webコンサルタント。株式会社ラウンドナップ代表取締役

インターネットを活用するセミナーなどで、「集客に効果があるからといわれたので、FacebookページやTwitterアカウントを作ったけれど、活用方法がよくわからない」という相談をよく受けます。そこで今回は、FacebookページやTwitterといったソーシャルメディア(SNS)を上手に運用し、長く続けていくためのコツをQ&A形式でまとめました。

Facebookページ、Twitter、Instagramこれから始めるならどれ?

――どれか1つを選ぶならFacebookからスタート

SNSはいろいろありますが、活用を考えるとまず検討すべきは、この3つかと思います。それはFacebookとTwitterとInstagramです。情報を発信するチャンネルは多ければ多いほど相手に情報が届く可能は上がりますから、網羅できるのが理想です。

とはいえ、あれもこれもと手を出すと疲れて長続きしませんし、時間も多くとられてしまいます。現実的にはいくつかの媒体に絞って、まずはトライアンドエラーを繰り返すべきです。そうなるとやはり、できるだけ反響(集客)につながりやすいサービスを選びたいところ。ではどれがビジネス用途としては良いのでしょうか?

結論からいえば、まずは、Facebookページがオススメです。Twitterだとタイムラインに流れていってしまうので、投稿が情報として蓄積されず、見た人の記憶にも残りにくい傾向があります。

Facebookの良い点はいくつかありますが、まずFacebookの友達の数は、Twitterのフォロー数よりも少ないことが多いので、見てもらえる確率が高いこと。それから、まとまった文章や複数の写真・動画を投稿できるので、メッセージが伝えやすいことです。Twitterの140文字はどうしても限界があります。また、Instagramは画像中心ですから、画像で訴求できないサービスには向いていません。

Facebookページでは、店舗所在地の地図や写真、星の数で表される評価、そもそものビジネスの基本情報が掲載できます。ちょっとしたペラのチラシのようなものになります。これはほかのSNSにはない大きな強みです。直接問合せや電話をかけてもらうこともできます。もちろん無料です。

Facebookページは、誰でも作ることができ、「いいね!」してもらうことで、フォローできる。会社全体だけでなくブランド、サービス、商品ごとに設けている企業も多い

Facebookページは、誰でも作ることができ、「いいね!」してもらうことで、フォローできる。会社全体だけでなくブランド、サービス、商品ごとに設けている企業も多い

また、もしあなたが複数のSNSに投稿したいなら、SNSごとに投稿する内容を変えるとよいでしょう。Twitterはまず目を引くこと・気づいてもらうことが大事ですから、訴えかける端的に短い言葉と、1枚あるいは複数枚(最大4枚まで ※2017年1月11日現在)の写真がオススメです。

Facebookページへの投稿は、文章の長さに限界はありませんので、いくらでも書けます。ただし、文章が長いと後半が省略されてしまうので、省略されない前の方に大事なことを書くことをオススメします。わかりやすいタイトルを書き、ホームページなどへのリンクも入れましょう。OGPというタグ(サイトのページ情報が記載されたタグ)が適切に設定されていれば、リンク先の記事のタイトルやアイキャッチ画像が出てくるので、目を引きやすくなります。

Instagramは少々毛色が違います。「とにかく画像命!」なので、アパレルや飲食店など以外では、ストレートには使いづらいかもしれません。また、そこからサイトへの誘導もやりづらい傾向があります。なぜなら、Instagramはそもそも投稿された写真そのものを楽しむサービスだからです。もしあなたが、おしゃれだったりかわいかったり、おいしそうだったりと効果的な写真をアップできる業種なら活用してみる価値はあります。同時にFacebookページやTwitterでも画像をシェアできれば、なお良いですね。

フォロワー(閲覧者)を増やすには?

――家族や社員、友達からじわじわと広めよう

お店やサービス、商品などを宣伝・紹介するためにSNSを始めてみて、最初につまずくのはフォロワーが増えないことだと思います。投稿しても見てくれる相手がいなければ、効果も上がりませんし、モチベーションも下がってしまいますよね。

Facebookページの場合は、まず友達にページを紹介することから始めましょう。個人で利用しているFacebookの「友達」に相当するのが、Facebookページへの「いいね!」になります。ページに「いいね!」をしてくれた人のタイムラインには、お店のFacebookページの投稿が表示されるようになります(必ず表示されるとは限りません)。

ですから、自分のFacebook個人アカウントでつながっている友達に、「友達に『いいね!』リクエスト」を送り、ページの存在を知ってもらいましょう。自分が管理しているFacebookページでなくても、「いいね!」のリクエストはできます。自分のFacebook個人アカウントでつながっている友達が少なかったり、お店の客層とかけ離れていたりする場合は、スタッフや友人に「いいね!」リクエストのお願いをして、広めてもらいましょう。ただし、むやみやたらに何度も招待を送るのは迷惑ですので、基本的には1度、2度程度に留めておくことをオススメします。

Facebookページには、「友達に「いいね!」をリクエスト」のリンクがあり、誰でもリクエストできる

Facebookページには、「友達に「いいね!」をリクエスト」のリンクがあり、誰でもリクエストできる

Twitterの場合も同じです。家族や友人にフォローしてもらい、告知情報などの投稿をリツイート(元の投稿者をフォローしていなくても、リツイートしたユーザーをフォローしていれば投稿が届くようになる仕組み)してもらってください。時間はかかるかもしれませんが、地域ビジネスの場合、身近な人からじわじわと口コミで広める方が効果的です。ネットだけで増やすより、リアルで会った人にTwitterアカウントの存在を伝えて、その人たちがリツイートしたくなるような投稿をしていく方が、効率が良いのです。

ちなみに世の中には、自動的にフォロワーを増やすツールや、フォロワーを買えるツールがあります。しかし間違ってもそれを使わないでください。アカウント凍結などの問題もありますが、それ以上に、そんなツールで集まったユーザーはお客さまにならないので無意味だからです。それに、わかる人には「あ、これツールで増やしたか、買ったな」ってわかってしまうものです。

SNSには何を投稿すればいいの?

――親近感は大事だが、会社を代表していることを忘れずに

SNSは、お客さまにお店やサービス、商品などを身近に感じてもらい、足を運んでもらったり購入してもらったりするためのものです。ただ、SNSを見てほしい、投稿が少ないからといって、あまりにプライベートな内容を投稿しても、それではお店や商品の魅力アップにはつながりません。あくまで、お店や商品の魅力を伝えていくことが大切です。会社の信頼感、商品の魅力を高められ、かつ読み物として興味を引くような内容になることが理想です。

例えば、イベント出店のレポート、レストランの厨房の様子、工場の製造プロセス、スタッフの仕事ぶりなど、店頭ではなかなか見せられない部分を紹介してみてはいかがでしょう。「へぇ~」、とか「なるほど!」といった興味や共感が得られれば大成功です。

そのほか、新商品の紹介、お客さまの予約状況や営業時間の告知などにも積極的に活用してください。ただ催事やセミナーなどのイベント情報は、参加しない人にとっては、あまり投稿が続くとうるさく感じてしまいます。通常の投稿は、参加者の募集と事後のレポートだけに留め、Facebookページの「イベント」を作成して、詳細は招待メンバー向けに届けるようにするといいでしょう。

Facebookはイベントを作成して、フォロワーに告知できる。ある程度の参加人数も把握できるので活用したい

Facebookはイベントを作成して、フォロワーに告知できる。ある程度の参加人数も把握できるので活用したい

また、メディアで紹介された記事や公式ホームページなど、ほかのサイトをシェアする場合は、ただリンクを貼ってシェアするだけでは反応が薄い傾向があります。要約した紹介文を一言入れると読んでもらえる確率が上がります。

シェア機能を使って、ほかのサイトを紹介するときは、一言でもコメントを付けた方が読まれる

シェア機能を使って、ほかのサイトを紹介するときは、一言でもコメントを付けた方が読まれる

TwitterやFacebookページの記事にたくさんの「いいね!」がもらえたからといって、すぐに売上を期待するのは尚早です。SNSの利用者は、お金を使うつもりで見ていません。まずはお店の存在を知ってもらい、楽しませる投稿に努めて、こつこつとファンを育てていきましょう。

検索エンジン対策にも生かしたい

――ホームページとFacebookページのハイブリッド型で良いとこどり!

Facebookページは、お客さまと密接にコミュニケーションをとりやすく、ファンを作れるのが魅力ですが、反面、基本的には個別の投稿はGoogleやYahoo!といった検索エンジンに表示されることはなく、検索エンジン経由という大きなチャンネルから、新しい顧客を誘導しにくいのがデメリットです。そこで、オススメしたいのがホームページ内にブログを作り、Facebookでシェアする「ハイブリッド型」です。

つまり、自社ホームページ内にブログを作り、そこに記事を投稿します。これは検索エンジンが読み取れるので、検索エンジン経由のアクセスにつながります。そして、この投稿へのリンクと、詳細を見たくなるような概要文を、Facebookページに投稿するのです。こうすれば、Facebookページの投稿を見た人を、さらに自社ホームページにも連れてくることができるんですね。

また、検索エンジン対策(SEO)の観点では、サイト内のブログ記事が増えると、コンテンツが豊富で、更新頻度の高いサイトとして評価され、検索エンジンの上位に表示されやすくなります。ただし、前回(第3回:自力でできる検索でヒットする方法)お話した通り、検索エンジンはあくまで内容からサイトを評価します。お店のサービスや商品とは直接関係のない話題があまりにも多すぎると、何のサイトかわからなくなってしまい、SEO的に逆効果です。なので、雑談などはFacebookページだけに書くというのもオススメです。

とはいえ、あくまで公式サイトのコンテンツだということを意識して、雑談を書きすぎないように注意しましょう。読む人が楽しんでくれるかどうかが一番大事ですよね。

お客さまとのコミュニケーションで気を付けるべきことは?

――返信はスピード重視。質問には丁寧に対応しよう

最初のうちは友人や知り合いばかりなので、内輪的になりがちです。それを避けるためには、店頭に立って話しているような距離感、お客さまと店員としての適度な距離感を保ちましょう。コメントが付いた場合は、すぐに返信しましょう。質問にはできるだけ丁寧に答えてみましょう。込み入った質問やクレームには、いったん返答してから、改めてメッセージを使用して個別に対応するとよいでしょう。店頭と違って、Facebookページ上のやりとりは、あとから来た人全員が見られるので対応は慎重に。

また、お客さまからのリアクションや問合せ内容は、貴重な情報です。質問がたまったら、FAQとしてホームページのコンテンツに掲載することもできます。

炎上させたくない!

――過去の炎上事例を参考に、第三者のチェックも有効

SNSを運営する上で、絶対に避けたいのが炎上です。ネットには独特のルールやマナーがあります。炎上したケースのほとんどは、本人は炎上させるつもりで発言しているわけではありません。ただ、どういったことを書くと炎上するのかを知らなかったからです。炎上のまとめサイトなどを閲覧して、過去の事例から学びましょう。「自分の感覚では許容範囲なのに?」と感じるかもしれません。心配な方は、ネット事情に詳しい人に投稿前の記事をチェックしてもらうと安心です。

炎上を防ぐための知識は、さまざまなサイトで掲載されている。一読しておこう 参考: あなたの投稿で会社や学校が信頼を失う!? いち社会人として必要なSNS活用の心得 | トレンドマイクロ is702

炎上を防ぐための知識は、さまざまなサイトで掲載されている。一読しておこう 参考: あなたの投稿で会社や学校が信頼を失う!? いち社会人として必要なSNS活用の心得 | トレンドマイクロ is702

今日すぐ始める3つのアクション

  • Facebookページを作り、友達に知らせよう
  • お客さまからは普段見えない仕事の裏側を記事にしよう
  • ホームページのブログをSNSでシェアしよう
中山 陽平(なかやま ようへい)
著者:中山 陽平(なかやま ようへい)
Webコンサルタント。中小企業専門のWeb活用支援企業、株式会社ラウンドナップ代表取締役。Podcast「ノンスペシャリストのためのウェブマーケティングPodcast」は毎月1万ダウンロードを記録。 株式会社ラウンドナップ ホームページ

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